- 【お知らせ】
平成27年 成就院 春彼岸のお知らせ
「お彼岸」とは、春分と秋分の日を中日として前後3日、計7日の間に修される先祖供養の法会・行事です。お彼岸は、一説には聖徳太子のころより始まったとも言われています。平安時代初期にはお彼岸の法要が朝廷で行われ、江戸時代には民衆の間にも広まり、全国的な年中行事となりました。日本古典文学の代表である『源氏物語』にも、先祖供養としてお彼岸について書かれています。お彼岸にはお墓参りをして、先祖を供養するのが習わしとなっています。
また、春分・秋分の日は、太陽が真東から出て真西へ没するので、その日没の処に阿弥陀如来の世界を観じたことへ由来するといい、それが日本の祖霊供養や墓参りを意味するものとなり、お彼岸という行事になったとする説もあります。
彼岸とは「悟りの岸」(仏・悟りの世界)という意味であり、此岸すなわち「迷いの岸」(我々の住む世界)に対する意味です。
このため、お彼岸は先祖供養をするとともに、私たちが仏・悟りの世界に向かうあう仏道精進の行事でもあります。
平成27年 成就院 春彼岸
3月18日(水)~3月24日(火)
入り 3月18日(水)
中日 3月21日(土)春分の日
明け 3月24日(火)
※なお、中日の3月21日(土)は成就院客殿で写経・写仏の会も開催されますので、ぜひご参加ください。筆・手本等は、用意してございます(持参も可)。
日時 平成27年3月21日(土)午後2時~4時
場所 成就院客殿
参加費 1,000円