成就院

成就院だより No.8 「全真言宗青年連盟第37回結集高野山大会」

去る平成28年10月18日(火)、全真言宗青年連盟第37回結集高野山大会で、高野山金剛峯寺におきまして法要を勤修いたしました。全真言宗青年連盟とは全国の真言宗各派の青年僧で構成される組織であり、青年会(青年僧の組織)における結集(けつじゅう)とは青年僧が集いともに研鑽を積む行事です。年間に1,2回のペースで開催されます。


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高野山大会では、当山の属する真言宗智山派をはじめ、高野山真言宗、真言宗豊山派など、青年僧侶たちが会派ごとに各お堂で法要を執り行いました。高野山金剛峯寺にはお堂がたくさんあり、これは曼荼羅の世界を表しており、壇上伽藍と言われています。壇上伽藍は弘法大師空海が高野山を開創された際、最初に整備をした場所です。私たち真言宗智山派の青年会・智山青年連合会は、西塔で理趣三昧法要を勤修しました。高野山真言宗以外の青年僧にとっては、壇上伽藍で法要を行う機会は滅多にないため、非常に貴重な体験となりました。唐に渡り密教を日本に伝えて真言宗を開宗した弘法大師空海を始め、多くの真言宗の祖師たちがいたからこそ、現在の我々や檀信徒の皆様がいるのだと思い、改めて深く感謝をすると共に、より一層身の引き締まる思いでした。14681611_700244090151135_6315118734144295327_n