成就院だより No.11「西新井大師参拝」
平成29年11月22日(水)・23日(木・祝)に開催される全真言宗青年連盟主催のイベント「真言宗十八本山お砂ふみin西新井大師 ~体感!真言密教~」の現地下見のため、10月20日に会場である西新井大師 總持寺を参拝しました。
西新井大師は真言宗豊山派のため、真言宗智山派の私たちが法要などを行う機会はありませんが、このイベントでは西新井大師光明殿を会場として真言宗各派青年会が法要が行われます。
私たち真言宗智山派青年僧は、11月23日(木・祝)午後2時「光明三昧法要」、午後3時30分「ご詠歌・声明・法話で綴る『お大師さまのご生涯』 ~ご詠歌オペラ~」、これらの法要を行います。(時間は若干の変更あり。)光明殿は東武大師線大師前駅のホームから見下ろせる場所にあるお堂です。
西新井大師 光明殿
私は真言宗智山派の青年僧侶の会「智山青年連合会」の事務局として活動しているため、イベント当日は受付や光明殿にいますので、もし見かけたら声をかけてくださいね!
詳しくは下記のリンクをご参照ください。
真言宗十八本山お砂ふみin西新井大師 ~体感!真言密教~
http://kobodaishi.jp/news/topics/176/
成就院だより No.10 「季節外れの桜」
お彼岸も過ぎ、10月に入り秋の気配を感じるようになりました。
成就院境内の紅葉はまだですが、鐘楼堂隣の枝垂れ桜にポツポツとピンク色の蕾が…?
落葉が早かったことと不安定な気候のためか、枝垂れ桜が春と勘違いしたのでしょうか?
この秋は行事で各地に行きますので、色々な写真を載せていきたいと思います。
成就院だより No.8 「全真言宗青年連盟第37回結集高野山大会」
去る平成28年10月18日(火)、全真言宗青年連盟第37回結集高野山大会で、高野山金剛峯寺におきまして法要を勤修いたしました。全真言宗青年連盟とは全国の真言宗各派の青年僧で構成される組織であり、青年会(青年僧の組織)における結集(けつじゅう)とは青年僧が集いともに研鑽を積む行事です。年間に1,2回のペースで開催されます。
高野山大会では、当山の属する真言宗智山派をはじめ、高野山真言宗、真言宗豊山派など、青年僧侶たちが会派ごとに各お堂で法要を執り行いました。高野山金剛峯寺にはお堂がたくさんあり、これは曼荼羅の世界を表しており、壇上伽藍と言われています。壇上伽藍は弘法大師空海が高野山を開創された際、最初に整備をした場所です。私たち真言宗智山派の青年会・智山青年連合会は、西塔で理趣三昧法要を勤修しました。高野山真言宗以外の青年僧にとっては、壇上伽藍で法要を行う機会は滅多にないため、非常に貴重な体験となりました。唐に渡り密教を日本に伝えて真言宗を開宗した弘法大師空海を始め、多くの真言宗の祖師たちがいたからこそ、現在の我々や檀信徒の皆様がいるのだと思い、改めて深く感謝をすると共に、より一層身の引き締まる思いでした。
成就院だより No.7 「全日本仏教青年会 仏法興隆花まつり千僧法要」
去る平成28年4月26日、全日本仏教青年会主催の仏法興隆花まつり千僧法要に出仕しました。全日本仏教青年会とは、宗派や地域の垣根を超えた日本全国の青年僧侶による団体です。
当日は気温が28度近くまで上がる夏のような天気でしたが、日本全国から600名を超える僧侶が集い、仏法興隆、世界平和、災害物故者への心からの祈りを捧げ、特に4月14日に発生いたしました熊本地震の支援の思いを誓い合いました。